最前線!アルツハイマーの予防ガイド -不安や疑問をわかりやすく解説-

【予防・改善】アルツハイマー型認知症で知っておきたいこと

最前線!アルツハイマーの予防ガイド-不安や疑問をわかりやすく解説-
最前線!アルツハイマーの予防ガイド-不安や疑問をわかりやすく解説-

まずは「アルツハイマー」を正しく理解しましょう

「アルツハイマーになるとどうなるの?」「もしかしたら…親がアルツハイマーかも…」と疑問や不安をお持ちの方も多いと思います。このサイトでは、アルツハイマーについて知っておきたい情報や疑問、アルツハイマーの症状が改善した研究結果について紹介しています。

アルツハイマーとは?
~はじめに知っておきたい
基礎知識~

基礎知識その1

アルツハイマーが起こるメカニズム

アルツハイマーとは、脳の機能である記憶や思考能力が少しずつ失われていくという病気で、最終的には、自分の意思で日常生活送れなくなってしまいます。

実は現代の医療において、アルツハイマーが起こるメカニズムについては、まだ100%完璧には解明されていません。しかし、懸命な研究によってアミロイドβというタンパク質が脳内で異常に堆積してしまい、神経細胞を破壊するためではないかということがわかってきました。

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基礎知識その2

アルツハイマーの症状

初期のアルツハイマーの症状は、物忘れなど軽度のため、加齢や体調不良のせいと思われがち。でも、症状が進むと通いなれた道で迷子になる、同じ質問を何度も繰り返すといったことが増えていきます。

アルツハイマーは、段階によって症状がみるみる変化し、やがて家族や友人などの身近な人間も認識しにくくなり、介助者のサポートがないと日常生活が送れないという事態に…。

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基礎知識その3

もしかしてアルツハイマーかも…?
診断チェック項目

アルツハイマーの初期症状は、単なる物忘れなど、加齢や体調が悪いせいと思ってしまいがちです。そこで、まずは、以下のチェックリストをご用意しました。もし、ご家族にこのような症状が多く当てはまる場合は、注意が必要です。参照サイト:(PDF)ニプロ株式会社:アルツハイマー型認知症の治療より[pdf]

  • 同じことを何度も聞くようになる
  • 代名詞を使うことが多くなる
  • 計画を立てたり、簡単な計算ができなくなる
  • 慣れているはずの日常の作業ができなくなる
  • 時間や場所、人の認識が困難になる
  • 決断力や判断力が低下する
  • 趣味、社会的交流をやめてしまう
  • 周囲に関心がなくなる
  • 少しのことでも怒るようになる
  • 何をするのもめんどくさがる
  • 性格の変化、気分の差が激しい
  • 物をなくしても記憶をたどることができない
  • 実際に見えない物が見える
  • 視覚・空間的な関係を認識できなくなる
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基礎知識その4

アルツハイマー型認知症
進行スピード

脳梗塞などを原因とする認知症などと比べ、アルツハイマー型認知症は少しずつゆっくりと進行していき、段階を追って徐々に日常生活に困難が生じていきます。変化の内容を理解しておき、ご自分やご家族が発症してしまった場合に慌てないことが大切です。参照サイト:[PDF]認知症施策の現状 - 厚生労働省より

アルツハイマー型認知症の進行スピード アルツハイマー型認知症の進行スピード
軽度
認知障害

この段階なら発病を遅らせることも

専門用語で「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれる段階です。認知機能の一部に問題はあるものの、日常生活には支障がない状態で、この段階で適切な治療を受ければ、認知機能の低下を遅らせ、発病を延ばすことも可能とされています。症状としては、家族や親戚の名前が思い出せなくなる、鍵や眼鏡の置き場所などを忘れてしまうなどがあります。

軽度

アルツハイマーの初期段階

身近な人でもなかなか気がつかない位に、少しずつ現れるのが特徴です。実は、最初に異変に気づきやすいのは本人で、その事実にショックを受け、うつ症状が出ることもあります。症状としては、数分前に言ったことを繰り返したり、同じ内容を何度も尋ねる、曜日や日時の感覚がわからなくなってしまうなど。周囲の方もだんだん異変に気づくようになります。

中等度

認知機能の低下が進行

最近の出来事について記憶が乏しくなったり、意識が低下するなどをはじめ、100から7ずつ引き算していくといったやや難しい暗算ができなくなる、計画を立てて作業するといったことができなくなっていきます。社交的な場や精神的に困難な状況が苦手になり、引っ込み思案になるものの、まだ普通に接することができる状態ではあります。

重度

認知機能を失い、介助が必要に

真冬に半袖を着たり、真夏に長袖を着るといったことが起きるようになり、最近の出来事や周囲の環境についても、ほとんど認識ができなくなっていきます。トイレの使用にも介助が必要になります。とりわけ注意が必要なのは、一人で外に出て徘徊してしまう場合です。進行が進むとやがて、体が制御できず寝たきりとなっていきます。

アルツハイマーの進行段階について
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基礎知識その5

アルツハイマーの
治療薬・治療法

アルツハイマー病は現代医学では、一度進行してしまうと元には戻せない病気です。そのため、アルツハイマーの治療方法は、症状の進行をなるべくゆるやかにしたり、行動・心理状態に対処するのが中心になります。投薬治療や治療法について詳しく紹介します。

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基礎知識その6

アルツハイマーが
悪化する要因

アルツハイマー病をそのまま放置してしまうと症状はどんどん悪化してしまいます。本人、家族が適切に対応することで、症状を遅らせることができます。まずは、アルツハイマーが悪化してしまう要因について知ることからはじめましょう。

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基礎知識その7

アルツハイマーにかかるリスクが高い人とは?

脳の病気であるアルツハイマーと他の病気は関係ないと思ってしまいがちですが、糖尿病や高血圧はアルツハイマーのリスクを高める筆頭にあげられる病気です。また過度な飲酒や喫煙、歯周病、運動習慣がない人なども、アルツハイマーにかかるリスクが高まると言われています。

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一般的に、アルツハイマー病は65歳以上の高齢者が発症する病気ですが、65歳未満でも症状が出てしまうケースを「若年性アルツハイマー」と呼びます。主に、40~50代の中高年層が中心ですが、極稀に18歳から発症してしまうこともあります。ガンなどと同じく若くして発症してしまうと、その分進行してしまうスピードも早くなってしまいます。

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基礎知識その9

家族がアルツハイマーと診断されたら

介護する家族も、病気の知識がない状態では正しいケアをしてあげらず、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。病院で専門家からしっかり対応の方法を教わることが大切です。近年では、ユマニチュードというケア方法が注目されています。

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基礎知識その10

アルツハイマーと認知症の違いとは?

簡単に言えば、認知症とは認知障害を引き起こす病気の総称です。アルツハイマーはそうした認知症の中のひとつになります。それ以外が原因となる認知症もあり、脳血管性認知症やレビー小体型認知症、ピック病などがあります。

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特集

アルツハイマーの最新治療!
軽度のアルツハイマーの
症状が改善した研究結果とは?

九州大学名誉教授の藤野武彦医師を中心とする研究チームが「プラズマローゲン」という物質を、軽度のアルツハイマー型認知症患者に継続的に経口摂取させたところ、この患者の記憶力などが改善したという研究結果を発表しました。これは、アルツハイマー治療における大きな進歩です。

日本以外でもアメリカカリフォルニア大学ロサンゼルス校のデール・ブレデセン氏率いる研究チームが行なった研究の結果、なんと9割の患者の症状が改善したという事例が報告されています。

最新アルツハイマー治療情報!
9割の患者が改善したってホント?

アルツハイマー予防法
【食事のしかた】

アルツハイマーにならない・悪化させないためには、毎日の食事を見直し、体にバランスの良い栄養をとることも大事です。日頃から生活習慣病にならないように心がけた食事をしましょう。

血糖値の上がりにくい食事をする

血糖値が高くなることで起きる糖尿病は、アルツハイマーの原因となるので要注意。近年の研究では、アルツハイマーは「脳の糖尿病」という説も注目されているほどです。糖尿病と関わりの深いインスリンの減少が関わっているとされています。

食物繊維をとる

食物繊維には、食べ物が胃から小腸へ移動する時間を遅らせる働きがあり、糖の吸収スピードも抑えてくれるので、血糖値の上昇を抑えてくれます。また、肥満予防や腸内環境の正常化、高コレステロールの予防などのメリットがあります。

塩分の摂取を控える

ご存知の通り、人間の体は塩分をとりすぎると、高血圧や動脈硬化などを招きます。脳血管性認知症の予防というだけでなく、高血圧の人は正常の人と比べ2.3倍アルツハイマーになりやすいというデータも出ていますので、注意が必要です。

良質なたんぱく質をとる

現代日本では食の欧米化が進み、肉類からタンパク質を摂取することが多くなっていますが、アルツハイマー予防の観点からは、DHAやEPAなどを含む魚中心の食事が望ましいとされています。魚メインの食事にして症状が改善した例もあります。

アルツハイマー予防法
【とり入れたい食材・成分】

普段の食生活から気を付けることはアルツハイマー予防において重要ですが、具体的にどんな食材や成分をとればよいのか、気になるところですね。まずは、有効な成分と含有食材を以下にまとめてみましたので、ご覧ください。

プラズマローゲン

脳の疲労状態やストレス解消、海馬の神経細胞を新たに作り出すβアミロイドの蓄積を防ぎなどの働きがあります。

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アスタキサンチン
・クリルオイル

抗酸化作用によって活性酸素を無害化したり、血液中のリン脂質や赤血球など、体内のさまざまな老化を防ぎます。

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ナットウキナーゼ

血液をサラサラにする効果が知られていますが、アルツハイマーの原因、βアミロイドを分解する可能性があります。

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クルクミン(ウコン)

アルツハイマーを引き起こす原因とされるβアミロイドの蓄積を防止し、脳の神経細胞を守る働きもあります。

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DHA・EPA

海馬の機能低下の防止や、脳の萎縮の防止、死んでしまった細胞の働きを残った脳細胞と共に補う働きがあります。

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イソフラボン

βアミロイドの蓄積抑制に加え、βアミロイド蓄積の前段階(オリゴマー)から抑制も可能とされています。

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ポリフェノール

βアミロイドの蓄積抑制に加え、βアミロイドの影響によって、シナプスが抑制されるのを防ぐ効果などがあると言われています。

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ベータカロチン・
ビタミンC

抗酸化作用の働きによって、活性酸素が脳細胞を攻撃し破壊してしまうことを避ける効果があります。

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ココナッツオイル
(トリグリセリド)

脳のエネルギー源をブドウ糖からケトンへ変更する効果をもたらし、脳機能の維持・回復を促すことができます。

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ジオスゲニン(山芋)

神経細胞を正常に近い状態に回復させることで、記憶力も改善。βアミロイドを減少させる働きもあるとされています。

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αリポ酸

βアミロイドを除去する働きに加え、記憶に関係する神経伝達物質であるアセチルコリンを増加させるなどがあります。

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アルツハイマー予防法
【生活習慣】

アルツハイマーにならないためには、日頃から規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。アルツハイマーは誰にでも起こりうる病気ですので、生活習慣から改善するのがよいでしょう。