【予防・改善】アルツハイマー型認知症で知っておきたいこと

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ベータカロチン・ビタミンC

ここでは、認知症に効く食べ物として優れている緑黄色野菜に含まれるベータカロチンが、脳にどのような働きをするのか、アルツハイマー予防にどのような効果があるのかについてを解説しています。

認知症に効く食べ物でもある緑黄色野菜で若々しい脳へ

最近の研究でアルツハイマー病患者には抗酸化ビタミンが不足しているというデータが出ており、緑黄色野菜に含まれているベータカロチンやビタミンCがアルツハイマーや認知症予防に効果があることが分かってきました。

2012年にドイツのUlm Universityの研究グループによって発表されたレポートがあります。アルツハイマー病の病態には、酸化障害が関与しており、ビタミンCやビタミンE、βカロテンといった抗酸化作用を持つビタミン類の摂取が有効であることが明らかになったそうです。

この実験は、軽度の認知症の患者74名と、年齢・性別を一致させた対照群158名について、血中ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、コエンザイムQ10を測定するというもの。解析の結果、アルツハイマー病患者群の血液中のベータカロチンとビタミンCが、対照群に比べて著しく低いということが分かったそうです。このことから、ベータカロチンとビタミンCの積極的な摂取が、アルツハイマー予防に有益と見られるようになったのだそうです。

ベータカロチンとビタミンCが豊富な食材として挙げられるのは、かぼちゃやにんじんといった緑黄色野菜。これらには、身体が錆びないように守ってくれる高い抗酸化作用があり、体内で増加した活性酸素の攻撃をブロックしてくれます。

認知症ケアとして若々しい脳を保つためにも緑黄色野菜は欠かせない食材なので、毎日積極的に摂取していきたいですね。

ベータカロチンとは?

ベータカロチン(カロテンと表記する場合もあります)は、1930年に発見された健康成分で、自然界に多く存在しているのが特徴。にんじんやかぼちゃ、ブロッコリー、トマトなどの緑黄色野菜や、みかんなどの柑橘類、すいかなどに多く含まれています。色の鮮やかな野菜や果物ほど多く含んでいるというのも特色。

ベータカロチンの働き

体内に入ると、ベータカロチンは必要に応じて、ビタミンAに変化して、体内で他の栄養素の働きを促進するという働きをします。また、ビタミンAに変換されなかった分のベータカロチンは、脂肪組織に蓄えられ、強力な抗酸化作用によって、体内に発生した活性酸素を除去する働きをしてくれます。

こうした働きによって、前述したアルツハイマー予防にも効果を発揮しているものと推測されます。逆にいえば、不足してしまうと、アルツハイマーの原因となる脳細胞へのダメージを、増やしてしまうということに、つながってしまうのでしょう。

ベータカロチン・ビタミンCの効率的な摂取方法

厚生労働省では1日に120g以上の緑黄色野菜を摂取するように呼びかけていますが、日本人の平均は98gと不足している人が多いようです。主な緑黄色野菜は、ほうれん草、春菊、小松菜、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、にらなどがあります。

緑黄色野菜に含まれているベータカロチンは、免疫を増強する働きや体内で必要量に応じて細菌から体を守ってくれるビタミンAの効能を合わせ持った優れた栄養素なのです。また、脂質とともに摂取することで吸収率がアップ!熱にも強い成分なので、油やバターなどで一緒に調理すると簡単に効率よく摂取出来るようです。

水に流れやすく熱に弱いビタミンC

同じく緑黄色野菜に含まれているビタミンCは美容効果が有名ですが、老化を防ぎ免疫力を高める働きも持っています。水溶性のビタミンであるビタミンCは体の中に貯めて置くことができず、水に流れやすく熱で壊れやすいため、調理によって失われやすい栄養素。食品から上手に摂るには調理の工夫が必要なので、サプリメントなどを活用して摂取するのも1つの方法だと思います。

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