【予防・改善】アルツハイマー型認知症で知っておきたいこと

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飲酒はほどほどに

ここでは、アルツハイマーのリスクを下げる飲酒方法としてオススメのお酒や適切な摂取量などを解説しています。

飲酒する人に朗報!適度な飲酒はアルツハイマーに効果あり

1日2合以上の飲酒は、普通の人より10年早く脳萎縮が進行すると言われており、多量の飲酒によってさまざまな疾患を引き起こす原因となります。なかでも、アルコールを多量に飲み続けたことにより発症してしまう「アルコール性認知症」というものがありますので、注意が必要です。これについては後述します。

しかし、最近の研究で適度な飲酒をしている人は飲酒しない人よりも34%アルツハイマーのリスクが少ないという結果が明らかになりました。

とりわけ、赤ワインをグラスで3~4杯毎日飲む人は、飲まない人と比較するとアルツハイマーの発症率が1/4に軽減するというデータもある位です。これはワインに含まれているポリフェノールという成分が、アルツハイマーの原因とされているβアミロイドが脳内に蓄積するのを防ぐ働きがあり、また活性酸素を除去する働きがあるためとされています。毎日お酒を飲みたいという場合には、赤ワインにしてみると良いかも知れません。

お酒に酔いやすい人はアルツハイマー予備軍!?

お酒に弱い人やお酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人は、アルコールを分解する力が弱く、この分解能力がアルツハイマーの大敵である活性酸素に対する抵抗力と関係があると言われています。

実は、お酒に弱い遺伝子の人は強い人の1.6倍も発症しやすいという統計も発表されて話題となっています。だからといって無理にお酒を飲んでも、アルツハイマー病の予防になるどころか、他の病気を引き起こしてしまうので、適度な飲酒を心掛けたいものですね。

飲酒時に取り入れたい食品とは?

お酒しか飲まず、一緒に食べ物をとらないと身体に負担がかかります。お酒だけにせず、胃の中に食べ物を入れることで、アルコールの吸収を遅らせて胃が荒れるのを防ぐ効果があります。

  • チーズなどの乳製品…乳製品は、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。
  • 野菜類などの植物性食品…ミネラルやビタミンがアルコールによって失われやすいので、これらの料理も多くとることがポイントです。
  • 卵焼きやお刺身…肝臓がアルコールを分解するには、たんぱく質を消費するため、このような料理もおすすめ。

また飲んだ後には、アルコール分解を助ける効果がある柑橘系の果汁が入った飲み物を飲むのも効果的ですよ。

暴飲は厳禁!「アルコール性認知症」とは?

過度な飲酒によって発症リスクが高まる「アルコール性認知症」について解説します。

アルコール性認知症とは、アルコールを多量に飲み続けることによって脳梗塞や脳内出血などの脳血管障害が発生し、それが原因で起こる認知症のことです。また、アルコールの飲み過ぎによって、ビタミンB1欠乏による栄養障害が原因となる場合や、飲み過ぎによる脳萎縮に起因するという場合もあります。

アルツハイマー型認知症は、65歳以上の高齢者が発症するのが多いのに対し、アルコール性は若い世代でも見られます。なお、アルコール性認知症のみを発症している場合は、治療である程度の改善が期待できます。しかし、アルツハイマー型やレビー小体型の認知症と合併してしまうという場合も多く、そうなってしまうと、改善は困難になります。

アルコール性認知症になるとどんな症状がでる?

症状としては、物忘れなどの記憶障害、周りの状況が理解できなくなる見当識障害などが起こりやすくなります。また、歩行が不安定になり、なにかにつかまらないと歩けなくなったり、幻覚が見えたり、行動に抑制が効かなくなるなどが起こります。アルツハイマー型の場合は症状が少しずつ進行しますが、こちらの場合は急激に現れる場合もあります。

症状が軽いうちならば治療による回復が期待できますので、普段から飲酒を重ねていた、なおかつ上記のような兆候が見られる場合はただちに、病院で受診すべきです。そして何より、普段から飲酒量を節制することが大切です。

【特集】アルツハイマーの最新治療! 軽度のアルツハイマーの症状が改善した研究結果とは?【特集】アルツハイマーの最新治療! 軽度のアルツハイマーの症状が改善した研究結果とは?