【予防・改善】アルツハイマー型認知症で知っておきたいこと

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頭を打たないようにする

ここでは、頭への衝撃がアルツハイマーの原因となることや頭痛やめまいといった症状も危険であることを解説しています。

頭痛やめまいも危険!アルツハイマー予防策

最近、頭痛やめまいなどの回数が増えた方は要注意!もしかするとアルツハイマーの初期症状かも知れません。アルツハイマーは若年でも発症する認知症(その場合は「若年性アルツハイマー」と呼ばれます)で、初期症状として日常的によくあるような頭痛やめまい、不眠症があります。

これらのごく初期の症状は本人も気づかないことが多く、なかなかアルツハイマーと判断することができずに、仕事でのストレスやうつ病と間違えやすい傾向にあります。アルツハイマーは放っておくとどんどん進行するので、早期発見し治療を進めることが大切。ちょっとした身体の変化も自己判断せずに、きちんと専門機関で受診するようにしましょう。

頭への衝撃がアルツハイマーの原因になる?

交通事故で強く頭に衝撃を受けたり、転んでコンクリートに頭を打ったというような、頭部になにかしらの衝撃を受けた後遺症によって、アルツハイマーや認知症といった症状になる場合があります。

アメフトやボクサーなどの格闘技を行っている人も同様で、頭に強い衝撃を受けると脳にも大きなダメージを受けるので、一般人と比べると3倍も高い発症リスクがあるそうです。また、高齢者が転倒などで頭を打ってしまった場合は、後にアルツハイマーを発症するケースが多く、歩行の際には注意が必要です。

高齢者は筋力が低下、転倒しやすい

高齢者は加齢とともに筋力が低下しはじめ、若者に比べ転倒してしまうリスクが実に4倍にも高まります。運動機能、疾病、内服薬などによって個人差はありますが、1度ケガをすると介護が必要となるだけでなく、後遺症が残り完治するまでも時間がかかってしまいます。

まずは、個人の運動能力に適した生活様式であるか住環境を整備して、筋力やバランス力を強化するトレーニングを行うことで歩行時の転倒を予防することができると思います。転倒しないための予防と転倒したときの対策をしっかりと行っておくことで、様々な後遺症から身を守りましょう。

アルツハイマー・認知症を発症してからの転倒防止策

初期のアルツハイマーや認知症を発症したご家族がいる場合には、転倒防止対策が以前にも増して重要になってきます。転倒によって認知症の症状が進んでしまうリスクがあるというのはもちろんのこと、転倒によって大怪我を患い、それが原因で寝たきり状態となってしまうことも考えられるからです。

高齢者は若者に比べ4倍も転倒しやすくなるというデータがありますが、これが認知症を発症すると、さらにその2倍に転倒リスクが跳ね上がるとされています。

認知症を発症すると「空間認識能力」が低下

その原因として、認知症を発症してしまうと、空間認識能力が低下してしまうというのがあります。例えば、自分の足の位置と、階段や段差との距離感が分からなくなったり、曲がり角の位置がつかめず塀にぶつかったりということが起きてしまうのです。こうした空間認識能力や、周囲への注意力が低下してしまうことで、転倒してしまうのは、アルツハイマー型認知症ならではの特徴とのこと。ちなみに脳血管性認知症やレビー小体型認知症の場合は、身体の麻痺や運動障害が原因で転倒するリスクが高まるとされています。

そうしたことを踏まえ、アルツハイマー型認知症を発症してしまった場合には、上記のような特性を踏まえて、転倒の防止策を施すことが大切です。

例えば、自宅内でできることとしては、段差のあるところには色を塗る、段差につまずかないように、先端が上向きのスリッパを用いる、導線部分や家具、トイレ、浴室などに手すりを設置するなどがあります。

また、フローリングよりも畳が望ましく、床の変更が難しいという場合には、カーペットや絨毯などを用いて、万一転倒した場合の身体へのダメージを軽減する対策も有効です。もちろんその場合は、カーペットや絨毯のへりにつまずかないようにしておくことも大切です。

もうひとつ、就寝中の転落による怪我を防止するには、ベッドよりも布団の方が安全です。しかし、介助者にとっては介助がしにくいというデメリットも生まれます。どちらがよいかはケースバイケースですが、ベッドの場合は、転落防止柵を備えているものを選ぶといった対策をしておきたいところです。

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